不登校克服ブログ

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不登校からの完全復帰を実現する、無意識の引き算

※記事の公開日 2020/7/7 (更新日 2023/11/4)

 

不登校の子供が学校に復帰するために、親御さんができることはたくさんあります。

 

その「できること」を伝えると、みなさん「何かをしよう」とするのですが……

 

実は、そうした“足し算”のようなことの前に“引き算”が重要です。

 

つまり、「親ができること」をたくさん“する”のではなく、たくさん“しない”ことを意識する必要があります。

 

学校復帰に向けての“引き算”。その中でも特に優先的に意識したほうがいいことは「子供が復帰に向かう動きを邪魔しないこと」です。

 

「子供が復帰に向かう動きを邪魔する!?そんなことは間違ってもしない!Σ(・□・;)」

 

そう思う親御さんも多いと思いますが、その思い(意識)と無意識が同じであるとは限りません。邪魔するつもりはなくても無意識で邪魔してしまっている親御さんが非常に多く、そのことが子供の学校復帰を妨げているケースがたいへん多いのです。

 

“無意識”にまで変化を起こすために、ぜひ、この先も読み進めてみてください。

 

 

<目次>

 

 

子供の自然な状態は、学校復帰に向かう状態!

 

極端に言えば、子供は放っておいても学校復帰に向かいます。(極端に言えば、ですが)

 

どんな不登校の子供でも「学校に行かないより行ったほうがいい」と頭ではわかっていますから、子供は何らかの形で学校復帰に向けて動き出すものなのです。

 

もちろん、学校を完全に拒絶している子供もいますが、そういう子供でも学校復帰に向かう可能性がゼロになっているわけではありません。子供の心は些細なことがきっかけで大きく変わります。その「些細なこと」が起きたとき、今まで学校を完全に拒絶していた子供が学校を肯定しはじめ、そこから学校復帰に向けて動き出すケースはよくあることです。

 

ですから、極端に言えば、親が子供のことを放っておいても子供は学校復帰に向かいます。親が余計なことをしなければ、スムーズに学校復帰に向かうものなのです。

 

ところが、大半の親御さんは「余計なこと」をやめられません。不登校の我が子のことが心配で心配で、余計な口出しをしたり、余計なことをやってしまったりします。そのため、ほどよく放っておけば自然と学校復帰に向かうはずの子供が、逆に学校復帰に向かわなくなります

 

これが「親の力で不登校悪化を進めてしまう状態」です。親が子供のサポートをしようとすればするほどそれが“邪魔”になり、子供の状態が悪化し、不登校が長期化する悲劇が起きてしまうのです。

 

なぜ、多くの親が子供の不登校を悪化させてしまうのか? 長期化させてしまうのか?その原因の一端が、ほんの少しだけお分かりいただけたでしょう。多くの親御さんは、子供が学校復帰に自然に向かう動きを無意識に邪魔してしまっているのです。

 

 

 

このような邪魔をしていませんか?

 

もう少し深いところまで説明します。

 

例えば、学校に行かなくなってから一ヶ月以上経っている子供が、次のように考えていたとします。

 

「そろそろ学校に行かないとなぁ……」

 

その子の思考はそこで止まらず、さらに広がっていきました。

 

「学校に行けるようになるために、どうすればいいんだろう?」

 

「朝起きれるようになるために、何をどう変えればいいんだろう?」

 

……さまざまに思考が広がっていきます。

 

このように子供が考えている場合、親が子供のことを適度に放っておいたら、子供は学校復帰に向けて動いていますよね。

 

けれども、そこで親が次のように子供に言ったらどうなるでしょうか?

 

「学校のこと、どう考えてるの?」

 

この言葉に対する反応は、子供によって異なるでしょう。学校に関して考えていることを話してくれる子供もいるでしょうし、問いつめられているように感じてイライラしながら「わからない!!」と答える子供もいるはずです。反応は一様ではなくバラバラ。子供が置かれた状況も個性もさまざまなので当然のことです。

 

ただ、子供の反応がどうであっても、親の発言が子供の主体的な動きの邪魔になる可能性が高いでしょう。

 

どうして邪魔になる可能性が高いのか?
理由は2つあります。

 

1つは、子供自身が不登校という出来事に直面し、センシティブになっている可能性が高いから。

もう1つは、不登校になった直後に親子間の信頼関係にヒビが入っているケースが多いから

 

自分自身が不登校になったことは、子供にとってショックの大きい出来事です。大きなショックを受けたとき、人は感情が揺れやすくなりますよね。感情が揺れやすい状態だと、まわりの人たちの発言や行動に過敏になります。

 

ですから、不登校で大きなショックを受け、不安定な感情で周囲の人たちの発言や行動に過敏になっている不登校の子供は、親のさりげない一言にも過剰に反応し、結果として親の発言が“邪魔”になってしまう可能性が高いのです。

 

それに加え、不登校の子供の多くは不登校になった直後に親に対する不信感を強めています。

 

「学校に行かなくなった頃、親は学校に行かせようとするばかりで僕(私)の気持ちをわかってくれなかった……。僕(私)の話をよく聴いてくれなかった……。親の価値観を押しつけてくるばかりだった……」

 

上記のような気持ちが生じていて、次のようなイメージができあがっています。

 

親 = 子供の気持ちをわかってくれない人

 

親 = 親の理想に当てはめるように子供を動かそうとする人

 

親 = 学校に行かない選択肢が理解できない人

 

ですから、親が何か言うと(たとえ良いことであっても)それを悪くとられる可能性が高く、親の発言が“邪魔”になる可能性が高いのです。

 

子供に何か言いたくなったら、「この言葉が子供の邪魔にならないかな?」と考えてみましょう。一秒でもいいので少し時間をとって、“親の発言の影響”をイメージしてみるのです。「そんなこと考えていたら何も話せなくなる」と思った親御さんはトレーニング不足です。できれば不登校改善のプロのもとでトレーニングをしたほうがいいでしょう(※)。

 

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子供に向けて何か言いたくなったら少し時間をとって“親の発言の影響”をイメージする…… こうしたことが簡単にできる親御さんが、不登校改善に成功する親御さんです。そういう親御さんも最初からできていたわけではありません。地道にコツコツと訓練してできるようになったのです。「私ならできる!」「すぐにできるようになるだろう」と思っている親御さんは過信しています。そういう親御さんは不登校改善に失敗するものです。謙虚に、地道にコツコツと、そして着実に、訓練をつづけていきましょう。

 

 

無自覚の邪魔を消去して、子供の主体性を引き出す

 

大半の親御さんは、自分の言動が邪魔になっているとは思っていません。子供の力になれているはずだと信じていて、その盲信で“余計なこと”をやってしまい、子供の状態をどんどん悪化させています。

 

今これを読んでいるあなたは、目が覚めたはずです。

 

「今まで自分がサポートだと信じてやってきたことが、実は子供の邪魔になっていたのかもしれない」

 

そんなふうに考えられるようになったはずです。(=思考が柔軟になったはずです)

 

その柔軟な頭をキープしながら、今後は子供の邪魔をしないようにできるだけ気をつけてみましょう。無意識から変化を起こし、邪魔をしない意識と言動をつづけていくために、この記事を繰り返し読むことをオススメします。それだけでも、子供の状態が良くなる可能性がぐんと高まります(^-^)

 

 

※学校復帰に向けての足し算(したほうがいいこと)を知っておきたい方は、SIAPROJECTのホームページをご覧ください。

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執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一

 

 

 

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お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

 

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